アコムで借入中の人は増額も可能!申し込み方や審査内容を事前確認
三菱UFJフィナンシャル・グループ アコムで借入をしているうちに、もっとお金を借りたいと思うこともありますよね。
アコムでは、最初に契約した時よりも利用可能金額を上げる増額も可能なので、より多くのお金が借りられる可能性があります。
ですが、増額を希望する場合は申し込みが必要ですし、増額には審査もあります。そこで、どのように申し込めばいいのか、審査ではどのようなことが確認されるのか、詳しく見ていきましょう。
アコムで増額したい場合は指定されている方法で増額の申し込みを!
三菱UFJフィナンシャル・グループ アコムで借入をしている人が増額したい場合、指定されている方法で申し込みをする必要があります。では、どうやって増額の申し込みをすればいいのか、詳しく確認しましょう。
増額を希望する場合に申し込みをする方法
申し込み方法 | 受付時間 |
---|---|
アコム総合カードローンデスク(電話)に問い合わせ | 平日9:00~18:00 |
インターネットの会員ページから申し込み | 申し込みは24時間可能 21:50~8:00に申し込んだ場合は9:00以降に回答 |
アコムATMから申し込み | 申し込みは24時間可能 21:50~8:00に申し込んだ場合は9:00以降に回答 |
自動契約機(むじんくん) | 8:00~22:00(年末年始は除いて年中無休) ※一部営業時間が異なる店舗あり |
店頭窓口 | 平日9:30~18:00 |
自動契約機(むじんくん)や店頭窓口で申し込みをする場合は、運転免許証などの本人確認のための書類を持参しましょう。
アコムでは土日祝日も増額審査が可能!ただし申し込み方法に注意
アコムでは、土日祝日でも増額審査を行っています。
ですが、先ほど確認したように、アコム総合カードローンデスクと店頭窓口は平日のみの営業ですので、土日祝日に審査結果を知りたい場合はそれ以外の方法で増額の申し込みをしましょう。
また、申し込み時間によっては審査の回答が翌日になったり、すぐに聞けなかったりすることもあります。
さらに、審査内容によってはすぐに回答がもらえないこともありますので、お金が入用なことがあって増額を申し込む人は余裕を持った申し込みをしましょう。
なぜ増額が可能?申し込んだ時よりも利用可能金額が上げられる仕組み
三菱UFJフィナンシャル・グループ アコムでは、申し込んだ時よりも利用可能金額が上げられますが、なぜ増額が可能なのでしょうか。仕組みを確認しましょう。
最初の審査で返済能力を確認しながら利用可能金額を決定
アコムに申し込むと、すぐに審査が行われます。審査は、申し込みの際に記入された内容を元に、スコアリングシステムによって行われています。
スコアリングシステムとは、以下の特徴を持つ審査方法です。
- 大手消費者金融で採用
- 申し込み書に記入された内容を点数化
- 機械的に判断した上で審査結果を出す
機械的に判断をするのでスピーディーに審査結果が出るため、アコムをはじめとした大手消費者金融では即日融資も可能となっています。
その審査結果を元に返済能力を判断し、利用可能金額が決められます。利用者は、その金額を上限として何度でも借入をすることができる仕組みになっています。
最初の審査は書類上の審査!返済の状況までは見られない
申し込みの際に行われる審査で、書類に記入された内容を元に返済能力を判断することは可能です。ですが、返済する意思があるか、きちんと返済を管理してくれるかまでは、書類に書かれた内容から知ることができません。
つまり、書類上の情報からは返済ができるだけの収入を得ていると判断されても、返済をする気がなかったり返済を忘れてしまったりする人であれば、返済がきちんと行われないということです。
そこで、アコムでは、最初は本来貸せると思う金額よりも利用可能金額を低めに設定しておいて、実際に返済をしてもらって返済状況を確認します。
そして、きちんと返済をしてくれる人だとわかれば、もっとお金を貸すという仕組みを取っています。
だから、申し込んだ時よりも利用可能金額を上げることができると言えるのです。
いくらまで増額が可能?利用可能金額の上限とは
アコムの場合、利用可能金額の上限は以下の金額のうち低い方です。
- 利用者の年収の3分の1
- 800万円
利用者の年収の3分の1という数字は、貸金業法によって定められている融資できる金額の上限です。
ということは、すでにアコム以外の業者でお金を借りている人の場合、その業者での借入金額も計算することになります。
増額できるのは、最大でこのうちの低い方の金額になります。それ以上になる場合は、増額の申し込みはできません。
アコムの増額審査の内容は?チェックされる項目を確認しよう
三菱UFJフィナンシャル・グループ アコムは、増額に関する案内の中で、増額の際にも審査があり、お客様の利用状況などによっては希望に添えない場合があると明記しています。
つまり、増額してもらうためには、審査に通らなければいけないということですね。では、審査ではどのようなことが見られるのでしょうか。
アコムを利用し始めた時から注意しておかなければいけないこともありますので、審査でどのようなことが見られるのか確認して、上手にアコムを利用しましょう。
増額の審査ではアコムでの返済状況が確認される!
増額の審査では、アコムでの返済状況が確認されます。
- 滞納している
- 毎回ではないけれど支払いが遅れることがある
すでに返済が滞って返済ができない状態になっている場合、返済能力があるとは言えません。そのため、アコムでの返済を滞納している人は、増額の審査に通ることができません。
また、返済ができていないわけではなくても、支払いが遅れることがある人も要注意です。お金に余裕が無い時に返済ができていないのだとアコムが判断すれば、返済能力を疑問視されてしまいます。
利用者からすればうっかり返済を忘れただけかもしれませんが、それでも借りたお金の管理をきちんとしていないことになり、どちらにしても返済能力があると思ってもらうことができません。
アコムで増額してもらうためには、利用し始めた時から意識して毎回の返済をきちんとすることが大切です。
アコムでは利用状況も確認されている!
アコムで増額をしてもらう場合、審査では利用状況も確認されています。以下のような場合、増額が難しいこともあります。
- 契約だけして利用していない
- 小額借りてすぐに完済し、その後利用が無い
- 返済はきちんとできていてもすぐに借入をするので残高が減らない
まず、安心のためにアコムと契約をしたけれど、お金を借りずに済んだため一度も借入をしていない時は、返済状況が見られません。それから、小額借りただけですぐに完済し、その後利用が無い場合も、返済の回数が少ないので返済状況の確認が難しいと言えます。
そのため、増額が可能かどうかが判断できず、増額の審査に通らないことがあります。
これらは悪いことではありませんが、情報が足りないので増額に関しては審査ができないということですね。
また、返済は毎回しているけれど、返した後またすぐに借入をして利用残高が減らない場合も注意が必要です。
現時点では滞納していなくても、返済が進んでいるとも言えないので、いつ返済が滞るかわかりません。そのため、増額の審査に通りにくくなります。必要な時以外は借入をしないよう、借り方にも気をつけたいところです。
他の貸金業者からの借入額や借入状況も重要な審査項目!
増額の審査では、アコムからの借り入れだけではなく他の貸金業者からの借入についてもチェックされます。
先ほども確認したように、総量規制の関係があるので、アコムは他社からの借入金額も含めて年収の3分の1を超えないように融資をしなければいけません。そのため、増額を申し込んできた人が他社でどれくらいお金を借りているのかを調べる必要があるのです。
他社からの借入について調べた結果、以下のようなことがあると増額の審査に通りにくくなります。
審査に通りにくい状況 | 理由 |
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申し込み時より他社借入額が増えている | 総量規制の範囲を超える可能性があるため アコムで返済に回せるお金が減っているので |
申し込み時より借入先が増えている | 借入先が増えたことで借入額も増えているため お金に困ってあちこちで借りていると判断されるので |
申し込みの時と比べて他社借入額や借入先が増えていると、その分借りている金額が年収の3分の1の金額に近づきます。そのため、増額の審査に通りにくくなるのです。
また、借入額や借入先が増えているということは、それだけお金に困っていて今まで以上にお金を借りていることを表しています。それも、返済の余裕がなくなっていると考えられるので、審査上不利です。
さらに、他社ですでに滞納をしている人は、増額の審査の時点で返済能力が無くなっていると思われるので、増額の審査に通ることはまずありません。
返済に余裕があると思われれば増額の審査で有利に
アコムに返済に余裕があと思ってもらえれば、増額の審査には通りやすくなります。では、どうすれば余裕があると思ってもらえるのかというと、以下のような方法が考えられます。
- 最低限毎月の返済は遅れずきちんとする
- 余裕がある時に多めに返す
アコムの返済金額は、毎回支払わなければいけない最少の金額が決まっていて、それ以上であればいくら返済をしても構わないという決め方です。そのため、余裕がある時に多めに入金すると、それだけ返済に回せるお金に余裕があると思ってもらえます。
また、アコムでは返済期日が35日ごとと毎月決まった日に返済する方法との2つがあります。
35日ごとの場合、返済をした日の翌日から35日後が次の返済日に設定されますので、早めに返済をするとその分返済がどんどん進んでいることになります。そのため、期日よりも早めに返済をする方法でもいいですね。
毎月決まった日に返済する場合、返済日の15日以上前に返済すると前月の追加返済として扱われますので、こちらの方法で返済をしている人は追加返済をすることで多めに返すことも可能です。
余裕がある時には多めに返済することが、返済能力が高いと判断してもらうためのコツです。
アコムで増額の申し込みをする際に気をつけたいことまとめ
三菱UFJフィナンシャル・グループ アコムで増額の申し込みをする際には、気をつけたい点もあります。
では、どのようなことに気をつければいいのか、確認しましょう。
増額を申し込むのは何度か返済をした後で
先ほどもお話しましたが、アコムは利用者の利用状況を確認した上で増額していいかどうかを判断しています。そのため、利用期間が短いうちに増額を申し込んでも、次のような理由があって正確な審査をすることができません。
- 返済回数が少なすぎて返済状況が確認できないため
- 契約後すぐにお金に困るとは考えにくいため
- 契約後はみんな意識して返済をするため
何度か返済をしてもらわないと本当に返済をしてくれる人かどうかをチェックすることができないので、返済回数が少ないと審査ができません。正確な審査ができないと審査結果も出せないので、少なくとも半年以上は利用してから増額の申し込みをした方が安心です。
また、契約した後はお金を借りることができるのですから、すぐにお金に困るとは思えませんよね。ですが、何度も借入をし、返済を続けるうちに、お金のやりくりが難しくなってくることも考えられます。
それから、契約後はみんなお金を借りているという意識が強いので、返済についてもきちんと考える傾向があります。ですが、お金を借りることに慣れて来ると、うっかり返済を忘れてしまう人がいることも確かです。
そのため、利用を始めてすぐの増額申請は審査に通りにくいと言えます。
申し込みの時と変化があった場合利用可能金額が下がる可能性も
申し込みの時と何らかの変化があった場合、利用可能金額が下がる可能性もあることは知っておきたいところです。
- 不景気の影響などの理由で収入が減った
- 正規雇用だった人が非正規雇用になった
- 転職して間が無く勤続年数が短くなった
- 失業や退職で収入が無くなった
これらは、いずれも返済能力が下がる変化です。収入が無くなった場合は、総量規制の関係で借入自体ができなくなります。
転職の場合、給料が上がっても下がっても転職間もない時期は勤続年数が問題視されることがあります。ですが、給料が上がった場合、勤続年数に問題が無くなるくらい長く働き続けることができれば、以前よりも有利になります。
アコムでは借入中の人の増額も可能!確実な返済で審査に通ろう
審査に通るためには、アコムでの返済をきちんとすることや、他社での借入を増やさないことが重要です。
より多くのお金を借りたいと思う人は、アコムに返済能力があると思ってもらえるよう、確実な返済をしましょう。