SMBCモビットで増額したい！申し込み方法や注意点を確認しよう

株式会社SMBCモビットでお金を借りている人は、申し込みの際の審査で決まった利用限度額よりも多くのお金を借りられるようになる、増額が可能なことがあります。

ですが、増額には審査がありますので、希望すれば誰でも増額してもらえるわけではありません。

そこで、SMBCモビットで増額したい時はどうすればいいのか、どのようなことに気をつければいいのか、申し込み方法や注意点について確認しましょう。

SMBCモビットで増額したい場合は？申し込み方法を確認しよう

株式会社SMBCモビットで増額したい場合は、どのようにすればいいのでしょうか。申し込み方法から確認しましょう。

SMBCモビットで増額の申し込みをする方法

SMBCモビットでは、以下のいずれかの方法で増額を申し込むよう案内されています。

• スマホの人は「SMBCモビット公式スマホアプリ」から申し込む
• パソコンの人は会員専用サービス「Myモビ」から申し込む

どちらの方法を選んだ場合も、「増額審査申込」から審査の申し込みをしましょう。

増額の申し込みをした場合、電話や郵送物はなく、申し込みから審査結果の確認までインターネット上で行うことができます。

増額ができるのは最大で年収の3分の1または800万円まで！

SMBCモビットで増額ができるのは、最大で年収の3分の1までの金額です。他の貸金業者からも借入をしている人は、その金額も足して年収の3分の1までになります。

これは、借り過ぎによって多重債務者が出ることを防ぐために整備された貸金業法という法律で決まっていることなので、SMBCモビットはその金額を超える融資はできません。

また、かなり年収が高い人でも、SMBCモビットで借り入れができるのは最大で800万円までです。これは、SMBCモビットの利用限度額が1万円から800万円までになっているからです。

増額審査申込メニューは全員に表示されるわけではない！

SMBCモビットで増額してもらうための申し込みが「増額審査申込」となっていることからもわかるように、増額してもらうためには増額の審査に通る必要があります。

それもあって、SMBCモビットでは増額の審査に申し込める人にしか「増額審査申込」のメニューを表示していません。

つまり、メニューに表示されていないということは、増額の審査が受けられる状態にないということですね。

増額は、利用状況をチェックした上で、SMBCモビットがこの人にならもっとお金を貸しても返してくれそうだと判断した時に可能となります。そのため、利用状況に問題があるなど、SMBCモビットが増額できないと思った人は増額ができないのです。

増額は申し込み時の状況を元に判断！変化がある審査に通らないことも

増額していいかどうかの判断は、申し込みの時と状況が変わっていないことを前提としています。そのため、増額の審査の際に申し込みの時と変化があったことがわかった場合には、審査に通らないことも考えられます。

収入が減ったり安定性が下がったりしたと思われる変化があると、法律の関係や返済に回せるお金の余裕の関係で増額が難しくなります。場合によっては、今よりも利用限度額が下がることも考えられます。

転職の場合、転職したことで収入が増えていれば、勤続年数に問題が無くなると今までよりも有利になります。ですが、転職間もない時期は勤続年数の短さが問題視されるので、収入が上がったか下がったかに関係なく不利です。

転職して収入が増えた人は、転職してから時間が経過するのを待って増額を申し込んだ方が安心ですね。

では、ここからは、増額の審査ではどのようなことが見られているのか詳しく確認しましょう。

増額審査ではSMBCモビットでの取引状況がチェックされる！

増額ができるかどうかを判断する際には、株式会社SMBCモビットでの取引状況がチェックされます。では、チェックされる内容を見ていきましょう。

返済が毎回きちんとできていることが大切！

SMBCモビットで増額してもらうためには、毎回の返済がきちんとできていることが大切です。

今借りているお金がきちんと返せない状況にある人は、すでにお金に余裕が無くなっていると予想できます。または、お金を返す余裕はあっても返済の管理がきちんとできていないという可能性もあります。

理由はどちらにしても、貸したお金が返って来ない人に今よりも多くのお金を貸すと、返って来なかった時のリスクがますます大きくなることから、増額はできないと判断されるわけです。

それだけではなく、滞納を続けているとSMBCモビットでの利用限度額が減らされたり融資が停止されたりすることもありますので、借りたお金をきちんと返すことは消費者金融をスムースに利用するためにとても大切なことだと言えます。

返済した後またすぐに借入をしている人も気をつけて

返済は毎回きちんとしているものの、返済をした後でまたすぐに同じくらいの金額の借入をして、借入残高が減っていない場合も気をつける必要があります。

一見、返済はできているのでいいように思われますが、借入残高が減っていないということはあまりお金に余裕が無いから返済が進まないのだとも考えられます。

そのため、以下のようなことがある場合も、取引状況がいいとは言えません。

• 返してもすぐまた借りる
• 短期間に何度も追加で借入をする

まだ返済に回せるだけの余裕があると思ってもらうことが、増額審査に通るためのコツです。そのため、必要無い時は返済に専念して、確実に借入残高を減らしていきましょう。

SMBCモビットと契約してからある程度の時間が経っていることも必要

増額ができるかどうか判断するためには返済状況を確認する必要があるので、SMBCモビットと契約して間が無い時期には増額の審査に申し込むことはできません。

それは、数回しか返済をしていない状態だと、この先返済が続けられるのか、お金に困ることはないのかと判断をするのは難しいので、何度か返済をしたところを見て判断する必要があるからです。

最初に利用限度額を決める審査では、貸せると判断した金額そのままを利用限度額に設定することはありません。

なぜかというと、最初の審査で見ることができるのは書類上の情報だけなので、実際に返すところを見てみないと返済管理をきちんとしてくれるかどうかを判断することができないからです。

そのため、SMBCモビットと契約をしてからすぐに増額を希望することはできません。

同じ理由で、以下のような人も増額の判断は難しいと言えます。

• 契約はしたけれどお金を借りずに済んだので借入をしていない
• 短期間で借入したお金を完済し、その後追加での借入もしていない

これらの場合は、SMBCモビットとの取引状況に問題があることが理由で増額できないのではありません。返済回数が少ないので、増額していいかどうか判断ができないというだけなので、こういった借り方をしている人は何度か返済をしてからあらためて増額を検討するといいですね。

お金に余裕があると思ってもらうためには追加返済も有効

増額してもいいかどうかの判断をする際には、返済に回せるお金に余裕があるかどうかが重視されます。

そこで、余裕がある時には決められた金額よりも多めに返済をする追加返済をするようにすると、余裕があると思ってもらいやすくなるので有利です。

SMBCモビットの場合、いつでも何度でも追加返済をすることができますし、追加返済をすることをSMBCモビットに連絡する必要もないので手軽です。

ただし、多く返済することだけを意識すると、後でお金が足りなくなってまた借入をしなければいけないことも考えられます。そうならないように、返済計画を立てた上で余裕があるなら追加返済も考えましょう。

法律も関係する！増額審査では他社での借入状況もチェック対象

SMBCモビットでの取引状況と合わせて、増額の審査では他社での借り入れ状況もチェックの対象となります。では、詳しく見ていきましょう。

他社の返済でも遅れがあると増額は難しい

SMBCモビットで借入をしたお金が返せない場合も、増額の審査には通りません。

また、他社の返済であっても、遅れがあることがわかるとやはりSMBCモビットの増額審査には通りません。

今はSMBCモビットで借りたお金は返済できていても、他社での返済が滞り始めているということはお金に余裕が無くなってきているということを意味しています。

そのため、いずれSMBCモビットでの返済も滞ると思われるので、増額はできないという判断になるのです。

他社での借入が増えた場合も要注意

他社での借入が増えた場合も、注意が必要です。

先ほども確認したように、他の貸金業者からも借入をしている人は、その金額も足して年収の3分の1までしか融資ができないということが法律で決められているため、他社での借入を増やすとそれ以上SMBCモビットでは増額できないことがあります。

また、年収の3分の1までまだ余裕があっても、借入金額が増えているとお金に困り始めているのではないかと思われます。それは、借入件数を増やした場合も同じです。

SMBCモビットでは増額の申し込みができるか確認してから申し込みを！

SMBCモビットで増額してもらうためには、取引状況がいいと判断してもらう必要があります。そのためには、返済をきちんとすることが大切です。

合わせて、他社ですでにお金を借りている人の場合、借入金額や借入先を増やすと法律や返済能力の関係でSMBCモビットの増額審査に通りません。

そのため、SMBCモビットでより多くのお金を借りたいと考えている人は、返済をきちんとしながら借入先を増やさないように気をつけましょう。