借入先別の特徴を徹底解説!ニーズに合う借入を実現

借入審査に落ちた時次に依頼すべき借入先は?中小消費者金融がお勧め

お金が借りたくて借入を申し込んだのに、審査に落ちてしまって困っている方もいらっしゃるかもしれません。

そのような場合、もう一度申し込むか、諦めるかの選択になりますが、一度審査に落ちただけで諦める必要はなく、もう一度試してみる価値はあります。とはいえ、状況によっては諦めた方がいいこともあります。

そこで、一度借入の審査に落ちた時に再度申し込みをした方がいいか見分けるポイントはどこか、次に審査を依頼するとしたら借入先としてお勧めなのはどこなのか、詳しく見ていきましょう。

まずは確認!再度審査を申し込むべきかどうかを決めるポイント

いくらお金に困っていても、返せないお金を借りることには問題があります。

なぜかというと、お金が返せなかったという事実が記録として残ると、それ以降ローンを組む場面やクレジットカードを作る場面などで審査に通りにくくなり、生活に支障が出る可能性もあるからです。

そこで、まずは再度審査を申し込んだ方がよいのか、決めるべきポイントを確認しましょう。

借入の審査のポイントは返済能力!問題が無いかチェックして

銀行や消費者金融など、どこに借入の申し込みをしても、借入の審査で見られるポイントは返済能力です。この人にはお金を貸しても返せるだけの能力がありそうだと判断されれば、審査に通ることができます。

  • 借入先が定める融資の条件に当てはまっている
  • 安定した収入を継続して得ている
  • これまでに借りたお金を返せなかったことは無い
  • 申し込みまでにお金を借り過ぎてはいない

では、それぞれについて、詳しく確認しましょう。

融資の条件に当てはまっていない場合は借りられない!

借入先によって、融資を受けるための条件が定められています。

たとえば、大手消費者金融の一つ、新生フィナンシャル株式会社 レイクALSAの場合、融資の条件は以下のようになっています。

  • 年齢が満20歳以上70歳以下であること
  • 安定した収入を得ていること

地方銀行の一つ、池田泉州銀行のカードローン商品、カードローン(キャッシュカード一体型)の場合、利用条件は以下のようになっています。

  • 契約時に年齢が満20歳以上満70歳未満であること
  • 本人または配偶者が安定収入を得ていること
  • 大阪府・京都府・滋賀県・奈良県・兵庫県・和歌山県のいずれかに住んでいること
  • 日本国籍の人・永住許可などを受けている外国人であること
  • 保証会社の保証が受けられること

こちらは、かなり詳細に条件が定められていることがわかりますね。

このように、借入先によって住んでいる地域が指定されていたり、銀行でよく見られるのがその銀行の営業区域内に住んでいることを条件として求めていたりなど、さまざまな条件が設けられています。

そのため、まずは利用条件をチェックして、すべての条件を満たしている場所を申し込み先として選ぶ必要があります。

安定した収入を続けて得ていることが重要!

借りたお金を返すためには収入を得ていることが重要なので、収入は審査の際にかなり重視されるポイントとなります。

  • 毎回同じくらいの収入を安定して得ていること
  • 定期的な収入があること

少なくとも、これらを満たしていないと、審査に通ることは難しいと言えます。

借りたお金の返済は、決められた日に決められた金額を完済するまで払い続ける形が一般的です。

毎月何日に支払うという形になっている場合もあれば、たとえば35日ごとに返済日が来る形になっている場合もあるなど、返済日の決め方は借入先によって違いますが、いずれにしても定期的な返済が求められます。

そのため、短期の派遣や短期バイトなど、収入を得ている時期とそうでない時期がある場合には、安定収入とみなされないこともあるのです。

また、歩合制の給料の人など、毎回金額が変動する場合も注意が必要です。収入があるとみなしてもらえることもあれば、収入が安定していないとみなされることもあるので、借入先によって判断が分かれやすいと言えます。

給与だけではなく、勤務先の会社の規模や職業なども元に総合的に安定性が見られています。

返済が滞った事実があれば返済能力が疑問視されることに

借入の申し込みをする前に、すでに返済が滞った事実がある場合、今の状態でお金が返せないのだから、新たに融資をしたらもっと返済が難しくなるだろうと思われるので、審査にはかなり不利になります。

借入というと、消費者金融や銀行などのカードローンの利用を思い浮かべる方も多いのですが、それらも含めて以下のようなことが影響しますので、注意が必要です。

  • ローンの返済が2か月以上遅れた
  • 債務整理の経験がある
  • 分割払い契約で購入した物やサービスの支払いが遅れている
  • クレジットカードでショッピングをしたお金が払えていない
  • 奨学金を払えていない

個人が借り過ぎで不利益を受けないように、返済能力を把握した上で融資をするために、個人が借入をしたことに関する情報は一定期間登録されています。そして、返済状況に問題があれば、その情報も合わせて記載される仕組みがあります。

それによって、新たに借り入れの申し込みを受けた借入先は、申し込み者に問題が無いかを判断することが可能になっているのです。

収入に問題がなくても、返済上の問題があれば、借入の審査に通ることは難しいと言えます。

借入に関する情報は信用情報と言われ、信用情報機関と呼ばれる機関に集められ、管理されています。

その情報が登録されている機関や、登録されている情報の内容によって掲載期間は異なりますが、返済上の問題を起こしてしまった場合は、その期間が終わるまでは新たな借入はできないと思った方がいいでしょう。

お金の借り過ぎも審査落ちの大きな原因に

お金を借り過ぎると、返済が難しくなるのは当然のことです。

借入先は、いくら以上は借り過ぎと金額で判断しているのではなく、申し込んできた人の年収や家族構成などの背景を元にした時、どれくらいの金額まで貸せるのかという基準で見ています。

消費者金融やクレジットカードのキャッシング枠を利用しての借入の場合、貸金業法と言う法律に従っている関係で、他の貸金業者からすでにお金を借りている場合はその金額も含めて年収の3分の1までにおさまらなければいけません。

この場合、法律が関係するのは貸金業者からの借入のみです。

銀行は貸金業者ではないので、直接法律による定めがあるわけではありませんが、やはり年収の3分の1を一つのラインとして融資ができるかどうかを判断しています。

年収の3分の1は、これまでの融資の経験を元にこのラインまでなら返済できるだろうと判断された目安なので、法律で決まっているわけではない銀行でも参考にしているということです。

そのため、年収に対して高額な融資の希望をすると、審査に影響が出てしまいます。

安定収入を得ていてこれまでの返済にも問題がなければ再申し込みを

ここまでご紹介してきたポイントを確認して、問題がなさそうな場合は、たまたま申し込んだ先が定める基準に合っていなかったことが考えられます。

融資を行っている業者や金融機関は、それぞれ独自の基準を定めて融資を行っています。そのため、ある借入先では審査に通らなくても、別の借入先の基準に合っていればそちらでは審査に通ることも考えられるのです。

そのため、もう一度審査を申し込んでみる意味があると言えます。

では、再度審査を申し込んだ方がいい場合について、詳しく見ていきましょう。

再度審査を申し込む場合にお勧めの借入先は中小消費者金融

再度申し込みをした方がいいと思った場合に審査を依頼したいお勧めの借入先は、中小消費者金融です。

では、そう言える理由を確認しましょう。

中小消費者金融のメリットは独自の審査にある!

中小消費者金融で借入をするメリットは、独自審査を行っていることです。業者それぞれの基準で、人の手で審査を行っている業者が多いことが特徴で、それによって審査結果に差が出やすくなっています。

中小消費者金融には、大手の審査で行われているスコアリングシステムを採用していない所も多くあります。

スコアリングシステムとは、申し込んできた人の属性をすべて点数化し、自動的に融資の可否を判断するものです。そのため、業者によって多少の違いはあったとしても、重点的に見られるポイントが似通ってくるので、大きな差は出にくいのも事実です。

また、借入先に銀行などの金融機関を選んだ場合、保証会社がついているのが一般的です。

大手消費者金融が保証会社となっている商品も見受けられますが、銀行独自の審査に保証会社の審査も関係するため、保証会社が同じ商品の場合は結果が似ることが予想されます。

そう考えると、最も審査結果に差が出やすいのが中小消費者金融ということになるのです。

中小消費者金融でも審査はしっかり行われている!

中小消費者金融では、業者によって基準の違いが出やすく、その結果ある業者で通らなかった人が別の業者では審査に通ったということが起こりやすいと言えます。

だからといって、中小消費者金融の審査が甘いとか、中小消費者金融の審査が通りやすいとか、そういう意味ではありませんので注意しましょう。

返済能力が無いと判断されれば、中小消費者金融であっても審査には通りません。それを理解した上で、申し込みをする必要があります。

中小消費者金融に申し込む際は非正規の業者に注意!

中小消費者金融を借入先に選んで審査の依頼をする場合、非正規の業者、いわゆる闇金と呼ばれる業者を選ばないように気をつけなければいけません。闇金から借りると、高額な金利の請求や暴力的な取り立てに遭うので、注意が必要です。

闇金を見分けるポイントとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 審査なし・誰でも借りられるなどの言葉で勧誘している
  • 連絡先が携帯の番号である
  • 融資の条件が明記されていない
  • 金利が年利以外の表示になっている

先ほどもお話したように、中小消費者金融は審査が甘いわけでも審査をしていないわけでもなく、それぞれの業者の基準できちんと審査を行っています。そのため、審査なしで借りられるような表現はしていません。

正規の業者は、法律で固定電話やフリーダイヤルを案内するように決められているので、携帯の番号の場合は非正規の業者だと言えます。

融資の条件を明記することも求められますが、はっきり記載せずに後で法外な金利を請求したり、キャンペーン金利として安い金利を表示して融資しておいて後で高い利息を請求したりといった手口もあります。

さらに、年利ではなく日割りの金利を表記して低く見せていることもありますので、しっかり確認しましょう。

金融庁のホームページで正式に登録されている業者を検索することができますし、日本貸金業協会のホームページでは闇金を検索することも可能です。それらも利用しながら、決して闇金から借入をしないように気をつけましょう。

クレジットカードにキャッシング枠がある人はそれで乗り切る方法も

クレジットカードを持っている人の場合、新たな借入先を見つける前に、持っているカードにキャッシング枠がついているかどうかも確認しておきたいところです。

申し込みの際にキャッシング枠をつけていると、その枠を利用して特別な申し込みをしなくても借入ができる可能性もあります。

クレジットカードのキャッシング枠は、利用可能額がそれほど高くなかったり、金利が高くなる可能性があったりするので、今後何度も借入をするのであれば新たに申し込むほうがいいこともあります。

ですが、何度も利用するのでなければ、それで乗り切れる可能性もありますよね。利息に関しては、早めの返済に対応しているカードのであれば、早めに返済をして利息を節約することも可能です。

電話やインターネットサービスでキャッシング枠がいくらついているかを確認することもできるので、それも選択肢に入れてみましょう。

二度目の審査で少しでも通りやすくするためのコツをチェック

それでは、二度目に審査に申し込む場合に、少しでも通りやすくするためのコツを確認しましょう。

収入の高さよりも返済できるかどうかが重要!希望金額に注目

審査に通らなかった理由の一つとして、希望する金額が高すぎたことも可能性として考えられます。

  • 法律の関係で希望の金額が貸せない
  • 年収に見合った借入ではないことで返済能力が疑問視される

先ほども確認したように、消費者金融など貸金業者でお金を借りる場合、年収の3分の1が最大限借りられる金額です。それよりも高い金額を希望していると、法律の関係で貸せないこともあります。

契約額を低くして対応してもらえる場合もありますが、そうでないことも考えられます。

また、年収に見合った金額の借入を希望していないことで、返済計画がきちんと立てられていないのではないかと不安に思われることも審査に通らない原因です。

返済をするためには収入が必要であるのと同時に、返済を管理する能力も必要です。そのため、返済が上手くいかないのではないかと不安に思われた結果、借り入れができない可能性も出てきます。

そこで、念のため高い金額を希望しようとするのではなく、本当に必要な金額を希望することが大切です。

申し込みに不備が無かったかしっかり確認して申し込もう

申し込みをした時に、以下のような不備が無かったかも確認しておきましょう。

  • 申込書に記入した内容に間違いがあった
  • よくわからない部分があり事実と異なったことを書いてしまった
  • 職場への連絡が繋がらなかった

申込書に間違いがあったり、よくわからないからと事実とは異なることを書いたりしていた場合、書類やこれまでの融資経験を元に事実確認を行った時に、それらがわかります。

間違えたのか、意図的に違うことを書いたのか、申し込みの内容から判断することはできません。

お金を借りたくて意図的に嘘を書いたと思われたらそれが原因で審査に落ちることもありますし、曖昧なことが多いと返済についても曖昧になるのではないかと不安視されることも審査落ちにつながる可能性があります。

さらに、何らかの理由で職場に連絡がつかず、勤め先の確認ができなかった場合は、かなり大きく審査結果に影響します。働いていることの裏付けが取れないと、収入があることを確認できないからです。

思い当たることがある場合は、改善するようにしましょう。

職場への連絡がつきにくい人は、あらかじめそれを相談しておく方法もあります。

就職したばかりの人は少し待って申し込むと審査に通ることも

就職したばかりで勤続年数が少ない人は、それが原因で審査落ちしたことも考えられます。勤続年数が長ければ長いほど、安定して今後も収入を得るだろうと予想できるので、有利になるのです。

勤続年数に関しては、かなり厳しく確認している借入先もあれば、就職していれば大丈夫と考える借入先もあるので、申し込む先を変えるだけで審査に通ることもあります。

ですが、待てるのであれば、就職してから少なくとも半年が経過してから申し込みをするようにすると、審査落ちの可能性を減らすことも可能です。

2回審査に落ちた場合はそれ以上申し込むのは控えよう

申し込み先を変えて審査を受けたのにまた落ちてしまった場合は、審査に落ちる何らかの原因があると考えられるので、それ以上申し込みをするのは控えましょう。

短期間に何度も申し込みを繰り返していると、よほどお金に困っているのだと思われてよけいに情況が悪くなってしまいます。

1か月から3か月の間に3件以上の申し込みをすると問題視されることが多いと言われていますが、審査基準は公開されていませんので1つの目安として考えてください。

借入を申し込んだという記録は、申し込み先によって6か月から1年残る仕組みになっています。そのため、誰がどこに申し込みをしているか、確認することができるのです。

借入審査に落ちた!返済能力に問題がなければ再度審査の依頼を

一度借入の審査に落ちた場合、安定収入があってこれまでに返済上何らかの問題を起こしたこともない人であれば、審査基準が違う別の借入先に再度審査の依頼をすることで、審査に通る可能性もあります。

特に、独自審査を行っていることが大きなメリットの中小消費者金融を借入先に選ぶと、違った視点で審査をしてもらえることで、融資が受けられる可能性があります。ただし、中小消費者金融の審査が甘いという意味ではありません。

中小消費者金融を借入先に選ぶ際には、正規の業者に混ざって存在している闇金から借入をしないように気をつけなければいけません。金融庁や日本貸金業協会のホームページも活用しながら、正規の業者を選んで借入をしましょう。

二回続けて審査に落ちた場合は、自分でも気づいていない何らかの理由があることが考えられます。その場合は、無理に申し込みをしようとするのではなく、時間を置くことも必要です。

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