借入先別の特徴を徹底解説!ニーズに合う借入を実現

三井住友カードのクレジットカードで借り入れする方法を詳しく確認

三井住友カードは、長年に渡ってクレジットカード事業を行ってきたことで培ったノウハウを元にして、会員事業や加盟店事業など、さまざまな事業を展開している会社です。

提携カードも含めて、数多くのクレジットカードを発行していて、ライフスタイルなどに合わせて便利に選ぶことが可能です。

三井住友カードのクレジットカードにはキャッシング機能を設定することもでき、現金の借り入れにも使えます。では、お金を借りたい時にはどのように利用できるのか、詳細を確認しましょう。

三井住友カードのキャッシングは毎月一定の返済を行うタイプ

まずは、三井住友カードのキャッシングについて、基本的な情報を確認しましょう。

サービス名はキャッシングリボ!毎月一定の金額を返済するタイプ

三井住友カードのクレジットカードで借り入れができるサービスを、「キャッシングリボ」と言います。これは、手持ちのカードに設定されている利用可能枠の範囲で、現金を借りられるサービスのことです。

クレジットカードのキャッシング枠を利用して借り入れをした際のお金の返し方には、一括で借りたお金を全額返済する1回払いと、毎月一定の金額を返済して全額返すまで返済を続けるリボルビング払いとがあります。

クレジットカードの発行元・持っているカードの種類・キャッシングの方法などによって、1回払いのみ、リボルビング払いのみ、両方から選択可能と返し方にはルールがあります。

三井住友カードのクレジットカードを利用して借り入れをした場合は、サービスの名称通り返済がすべてリボルビング払いとなります。

カードによって異なる!利用条件をチェック

三井住友カードの場合、持っているカードの種類によってキャッシングの利用条件が異なります。また、一部のカードでは、キャッシング枠がつけられないこともあります。

カードの種類 利用枠と利率(実質年率)
一般カード会員 5万円~90万円:18.0%
100万円~300万円:15.0%
三井住友カード
プラチナ・プライムゴールド・ゴールド会員
5万円~90万円:15.0%
100万円~300万円:14.4%
エブリプラス会員 5万円~90万円:17.0%
京王プラザホテルエグゼクティブVISAカード会員
(京王パスポートVISAカードなど)
10万円~90万円:16.2%
三井住友カードUC・U-Zu・リネージュⅡVISAカード・エブリカード会員 5万円~90万円:18.0%
100万円~300万円:15.0%
三井住友ビジネスカード for Owners・三井住友マーチャントメンバーズクラブ(個人型)会員 10万円~300万円:15.0%

いずれのカードも、遅延損害金は年20.0%です。

また、年齢などの条件によって、以下のように利用枠の上限が定められています。

  • 学生:5万円まで
  • 65歳から69歳の人:50万円まで
  • 70歳以上の人:10万円まで
  • 学生を除く未成年者:30万円まで
かつ、年収の3分の1までであることが条件です。これは、貸金業法という法律を元にしたルールです。学生や、学生を除く未成年者でもキャッシング枠がつけられる可能性がありますが、その場合は就職しているなど自身に収入があることが条件となります。

最短30分で審査結果の回答があることも!枠の設定方法

三井住友カードのクレジットカードで借り入れをするためには、キャッシング枠を設定しておく必要があります。

キャッシング枠を設定したい場合は、インターネットサービス「Vpass」にログインして、以下の流れで手続きができます。

審査状況にもよりますが、スピード審査を希望すれば最短30分で審査結果を聞くことも可能です。

1、画面の案内に従って必要事項を入力
2、申し込み内容を確認して保存
3、年収証明書類をアップロード
4、審査が行われ結果連絡がある(メールか書面で連絡)

スピード審査を希望する人は、以下の条件を満たしている必要があります。

  • スピード審査受付時間内に申し込みが完了していて不備が無い
  • 申し込み画面でスピード審査に関する案内のボタンをクリック・タップしている
  • 事前にWEB通知サービスへの登録が済んでいること
  • スピード審査申し込み手続き中に契約内容をダウンロードしていること

スピード審査受付時間は、年末年始を除く9時から17時です。

スピード審査を受けるには、WEB通知サービスへの申し込みも必要です。WEB通知サービスとは、キャッシングなどの各種変更手続きを行った際に送付する通知書を郵送ではなくメールで受け取るサービスです。

スピード審査の場合は最短で当日中に、それ以外の場合は3営業日から7営業日程度で審査結果がわかりますが、受付処理の都合などによってこれよりも審査結果の連絡が遅くなることもあります。そのため、余裕を持った申し込みが必要です。

ただし、未成年者や学生がキャッシング枠の設定をしたい場合は、直接インターネットから申し込みをすることはできません。Vpassにログインして資料請求をして、書類を送ってもらってから手続きをしましょう。

また、最初に決められた金額よりも借り入れ額を増やす増枠も可能ですが、その場合も同じ方法で手続きをすることが可能です。

「キャッシングリボ」サービスでお金を借りる方法を確認

それでは、三井住友カードのキャッシングリボのサービスを利用して借り入れをしたい場合、どのように手続きをすればいいのか、具体的に見ていきましょう。

カード利用代金の支払い口座に振り込んでもらうことも可能!

三井住友カードでキャッシングをする場合、申し込みをしたら最短即時カードの利用代金支払い口座にお金を振り込んでもらえる「キャッシングリボ振込みサービス」が利用できます。

サービスの申し込み方法は、2通りです。

  • インターネットサービス「Vpass」から申し込む
  • 「スマートダイヤル24」に電話をして申し込む

最短であれば即時振込が行われることもありますが、申し込みの時間帯によって振り込み時間は違います。そのため、余裕を持って手続きをしておくと安心です。

振込み手数料は、無料です。

提携先のATMやCDから借りる方法も

クレジットカードを利用して、提携先のATMやCDを利用して現金を受け取る借り入れ方法も利用できます。

全国各地にある提携先の金融機関ATM、ユーシーカードやクレディセゾンなど提携会社のCD、コンビニ設置のATMやCDなどで借り入れができます。提携先は数多くあるので、三井住友カードの公式ホームページでお近くの提携先を検索してみてください。

提携先によっては、借り入れは可能でも返済ができないなど、一部のサービスが利用できないこともあります。

提携先のATMやCDを利用して借り入れをする場合、1万円以下のキャッシングリボの利用で110円、1万円を超えるキャッシングリボの利用で220円の手数料が必要です。

月々の返済額はどれくらい?返済について詳しく知ろう

借りたお金をきちんと返済していくことは、今後もキャッシングをスムーズに利用し続けるために大切なことです。

では、三井住友カードのキャッシングリボを利用した場合、返済についてどのように決められているのか、詳しく見ていきましょう。

返済額はVpassで確認を!

最初に確認したように、三井住友カードのキャッシングリボは、借りたお金はすべてリボルビング払いで毎月一定の金額を完済するまで返済するサービスです。

毎月の返済額は、インターネットサービスのVpassで確認することが可能です。

また、Vpassから毎月の返済額を変更したり、ボーナス月に増額して返済をしたりする手続きをすることもできます。

キャッシングリボの返済方法は自動引き落とし

三井住友カードのキャッシングリボの返済方法は、カード利用代金の支払い口座からの自動引き落としです。

支払い日が10日のカードと26日のカードがあり、10日のカードは締め日が毎月15日で、26日のカードは締め日が毎月月末です。

臨時の返済をして早めに返済を終わらせることも可能

三井住友カードのキャッシングリボは、臨時の返済に対応しています。

臨時の返済とは、決められている通常の返済以外に自由にキャッシングリボの返済ができるというものです。

早めに返済を終わらせると、その分支払う利息が少なくなりますので、お得にキャッシングリボを利用するためにも、余裕がある時には試したい方法です。

臨時の返済には、以下のような方法があります。

方法 手続きのやり方 注意点
口座引き落とし 通常の支払い日に引き落としの金額を増額する
インターネット・電話で手続き
申し込み期限があるのでそれまでに申し込む
振込み 指定の口座に振り込む 必ず事前に連絡をしてから振り込む
振込み手数料がかかる
既に支払い金額が確定している分は引き落としになる
ATMから返済 提携先のATMから支払い 返済には対応できない提携先もある
ATM利用手数料がかかる
既に支払い金額が確定している分は引き落としになる

専用の枠をつける必要あり!海外キャッシングの利用方法

多くのクレジットカードは、海外でのキャッシングに対応しています。そして、通常は国内キャッシングの枠の範囲内で海外キャッシングができるというルールになっています。

ですが、三井住友カードの海外キャッシュサービスは、海外キャッシング用の枠を別に設定する必要があります。

では、どのように利用すればいいのか、詳しく見ていきましょう。

出発前に海外キャッシング用の枠を設定しよう

海外でキャッシングをしたいと思っている人は、まず海外キャッシュサービスの設定をする必要があります。

インターネットサービスVpassから資料請求をして、それが届いてから申し込みをする必要がありますので、出発ぎりぎりになって手続きをしようと思っても間に合いません。そのため、海外で利用する可能性がある人は早目に枠を設定しておくと安心です。

また、審査の結果によっては海外キャッシュサービスが利用できないこともあります。

海外キャッシュサービスの利用条件

国内のキャッシングリボとは別に、海外キャッシュサービスの利用条件が決められていますので、見てみましょう。

項目 内容
利率(実質年率) 18.00%
遅延損害金 年20.00%
利用枠 5万円~50万円

借り入れができるのは、最大でも50万円までです。

海外でのお金の借り方は2通り!

海外キャッシュサービスの借り入れ方法は、以下の2通りです。

  • 海外に設置されているATMから借り入れ
  • 海外の提携金融機関の窓口で借り入れ

ATMを利用して借り入れをする場合は、持っているカードの国際ブランドに合ったATMを利用して借り入れをしましょう。国内での借り入れと同様に、1万円以下の借り入れで110円、1万円を超える借り入れをすると220円の手数料がかかります。

海外の提携金融機関の窓口でキャッシングをする場合は、以下の手順で借り入れをしましょう。

1、国際ブランドのステッカーがある提携金融機関に行く
2、クレジットカードとパスポートを提示する
3、利用金額を伝えて申し込む
4、金額を確認し、サイン(暗証番号が必要なことも)をする
5、金額を確認して現金・カード・パスポート・売上票を受け取る

返済は自動引き落としでの一括返済

国内で借り入れをするキャッシングリボの場合、返済方法がリボルビング払いのみですが、海外キャッシュサービスは一括返済のみです。カード利用代金の支払い口座から、借りた金額と利息を合わせたものを自動引き落としで返済します。

返済は翌月の予定ですが、海外で借り入れをするとデータの到着までに時間が必要なこともあり、その場合は支払いが翌々月になる可能性もあります。

臨時の返済も可能!早めに返すと利息がお得に

海外キャッシュサービスで借りたお金も、早めに返済をする臨時の返済が可能です。

臨時の返済をしたい場合は、以下の方法で入金をしましょう。

  • ATMから返済
  • 振り込みによる返済

ただし、データが到着してからではないと臨時の支払いはできません。

三井住友カードのクレジットカードで借り入れするならまず枠を設定

三井住友カードのクレジットカードでキャッシングをする場合、国内のキャッシングリボと海外のキャッシュサービス、それぞれについて枠を設定する必要があります。

また、持っているカードによってキャッシングリボの利用枠や利率が違いますので、持っているカードの条件を確認しておくことも重要です。

国内で借り入れをするキャッシングリボは返済方法がリボ払いのみ、海外で借り入れをする海外キャッシュサービスは返済方法が一括返済のみと異なる点がありますので、それぞれのサービス内容をよく確認してから利用しましょう。

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